支払えないはずがないのに、なぜか支払ってくれない

  • 依頼者 : 金融機関
  • 相手方 : パチンコ屋さん

理由もなく払おうとしない相手に困り果てて

このパチンコ屋さんは、億単位の借金をしているのに、全然返済せず、かといって倒産するわけでもなく、某県で、5つものお店を開いており、お客さんの入りも上々でした。
会社と連帯保証人(役員)の預金を差し押さえましたが、残高がないか、銀行が貸金と相殺するとのことで、空振り。
不動産を差し押さえましたが、銀行が担保に取っていて、競売にかけてもこちらまでお金が回ってこないことが分かりました。

パチンコ3店舗に、同時に回収作戦をかける

そこで私たちは、「お店の売り上げを差し押さえてしまおう!」と計画しました。
5つのお店のうち、売上の多そうな3店舗に同時に仕掛けることにしました。
日時は店舗内に最も現金が存在すると思われる、連休3日目の日曜日の午後8時。
執行官・弁護士・依頼者の担当者・執行補助者が各店舗に散らばり、連絡を取り合いながら、実行しました。
作戦は翌日未明(午前0時過ぎ)に終了しました。
これにより、合計約2200万円を回収できました。

弁護士の関与で相手方の意識が変わり、不動産を売却して返済してくれることに

この攻勢に、相手方も事の重大さに気がついてくれたのか、民事再生手続を申立て、一方で資産を売却し、返済してくれるようになりました。
その結果、会社の店舗の売却により、3000万円を回収。
連帯保証人所有の不動産も売却してもらい、さらに約1億4000万円の回収に成功しました。
事前の調整など色々大変でしたが、よい結果で本当に嬉しかったです。
この件では、相手方の経営者から恨まれるかと思ったのですが、かえって評価され、再起した後には、相談にのってくれ、とまでいわれています。

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